日販 出版流通学院は、2月15日、日販王子流通センター(東京都北区)において、第29期出版流通学院修了式を開催しました。今期は、全国の書店などの経営幹部、店長ほか計25名が修了し、同学院の卒業生は累計で986名となりました。
今期プログラムは2018年7月に開講し、受講生は合宿を含む全5回(延べ12日間)にわたって、思考改革・問題解決力・店舗財務・マーケティング戦略・マネジメントなどの講義を受講してきました。
最終講座となった第5回のマネジメント&リーダーシップ講座では、これまでの講座で学んだことを実際に組織で運用するための知識、スキルを学習しました。
また、2月14日には、日販 商品開発部が取り扱う文具・雑貨などの展示会「New Item Convention 2019」に参加し、実際に商品を手に取ってその場で商談を行いました。
2月15日の最終講座では、王子流通センター内で書籍の新刊と注文品について、それぞれの入荷から出荷までの各工程を見学し、これをもって全課程を修了しました。
吉川学院長(日販 代表取締役副社長)は修了式の挨拶の中で、「8か月にわたる長期の研修、お疲れ様でした。忙しい中皆さんを研修に参加させてくれた会社・同僚・上司への感謝を忘れないでください。そして市場が厳しい中ではありますが、ここに集まったメンバーで情報共有しながら、現場を大いに盛り上げていってください」と激励の言葉を述べました。
吉川学院長からの修了証書授与の後、受講生による「学習の成果と今後の目標」の発表を行いました。受講生は8か月間にわたる学習で自らが学んだことを今後どう活かしていくか、一人ひとり熱意をもって決意表明を行いました。最後に、同学院事務局を代表し、本田 喜美男 学院事務局長(日販 営業推進室)が祝辞を述べ、修了式を終えました。