日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、2024年7月17日、第35期 出版流通学院の開講式を行いました。リアル参加形式で実施し、全国の書店などから計20名が出席しました。
本講座は、2024年7月から2025年2月までの8か月間(全6回・13日間)にわたり開催します。
受講生が自社の直面する経営課題を解決していくリーダーとなれるよう、ディスカッションとアウトプットを主体としたワークアウト形式の講義です。
今年度は「着想を拡げて 未来を切り開く」をテーマに、経営理念やビジョンを起点として、外部・内部の環境分析から自社の課題を明らかにしたうえで、書店経営を持続させるための事業計画を立案し、実践に繋げます。
開講の挨拶に立った学院長の田中 宏樹(日販 取締役)は、「今年のカリキュラムは、事業計画の具体性・実現可能性をさらに高めるため、収支計画の立案についてのパートを昨年より厚くしています。受講生の主体性を引き出すべく、的確なタイミングで、必要なアドバイスをくださる講師のもと、ご自身が経営者の立場となって考える機会としてこの場を活用していただければと思います。また、全国の書店様同士が繋がる機会としても、ご活用ください。」と激励の言葉を送りました。
その後、第1回研修として「ビジョンを描く」をテーマに、フレームワークや思考法について講師の飯嶋 史紘氏(株式会社HRインスティテュート)に講義いただき、グループディスカッションでは活発な討議が行われました。