2024年度・第35期　出版流通学院が修了しました

日本出版販売株式会社（代表取締役社長：奥村 景二、略称：日販）が運営する出版流通学院（学院長：田中 宏樹 取締役）は、2025年2月21日（金）、第35期出版流通学院修了式を開催しました。
全国の書店などから集まった、次期経営幹部を目指す計20名の受講生が修了を迎えました。
同学院の卒業生は累計で1,150名となりました。

今期のプログラムは、2024年7月の開講から全6回（延べ13日間）の日程で実施しました。
受講生の皆さんは全6回の研修を通じて、自社・自店舗が直面する経営課題を解決していくための「事業計画」を立案しました。立案にあたって、経営理念やビジョンなど会社全体の在り方を起点に、外部・内部の環境分析を通じて事業拡大に必要なフレームとその活用スキルを学び、計画のブラッシュアップを繰り返してきました。計画実行に向けた集大成として各自の事業計画を受講者全員の前で発表し、これをもって全課程を修了しました。

修了式の挨拶に立った田中学院長は、「今年の研修テーマは『着想を拡げて未来を切り拓く』でした。事業計画の具体性・実現可能性をさらに高めるため、収支計画の立案についてのパートを例年より厚くしました。皆様の事業計画に多かった切り口は、商材拡大、来店促進、イベント、地域連携など『リアル書店の価値をどう高めていくか』というものでした。色々なテーマで一生懸命考えられたもので、可能性を感じました。計画を実行に移し、修正しながら進めていただければと思います。その際はぜひ日販に相談いただき、伴走させてください」と激励の言葉を述べました。

田中学院長から受講生一人ひとりに修了証書を授与したのち、同学院事務局を代表し、藤野 雅史学院事務局長（日販 マーケティング推進部）が祝辞を述べ、修了式を終えました。

来年度の出版流通学院につきましては、現在開講準備を進めております。

詳細が決定し次第、当ホームページ等で情報を公開します。来年度の出版流通学院にぜひご期待ください。