第36期 出版流通学院 第1回研修を開催しました

 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建、略称:日販)は、2025年7月17日、第36期 出版流通学院の開講式を行いました。リアル参加形式で実施し、全国の書店などから計15名が出席しました。

 本講座は、2025年7月から2026年2月までの8か月間(全6回・13日間)にわたり開催します。受講生が自社の経営課題を解決するリーダーとして活躍するための、ディスカッションとアウトプットを主体としたワークアウト型研修です。
 今年度は「“描く力”と“動かす力”を鍛える」をテーマに、経営理念やビジョンを起点として、外部・内部の環境分析から自社の課題を明らかにし、書店経営を持続させるための事業計画を立案します。さらに2026年5月頃、進捗確認会を開催し、研修の成果である事業計画を着実に実行していけるようサポートします。

 開講の挨拶に立った学院長の田中 宏樹(日販 常務取締役)は、「今日から修了までの間は、ぜひご自身が各企業の経営者になったつもりで過ごしてみてください。研修終了後には、参加された皆さんから『参加してよかった』、送り出された方々からも『参加させてよかった』と思っていただけるような研修を目指して、私たちも全力で運営にあたります。」と激励の言葉を送りました。


 その後、第1回研修として「ビジョンを描く」をテーマに、フレームワークや思考法について講師の飯嶋 史紘氏(株式会社HRインスティテュート)に講義いただき、グループディスカッションでは活発な討議が行われました。

開講式の様子
開講式の様子