日販は、2月14日に「第55回 日販マネジメントセミナー」を東京都文京区の東京ドームホテルで開催し、全国各地の取引先等から約70名が参加しました。
開講の挨拶に立った吉川 英作 日販代表取締役副社長は、「今回のテーマは『常識を覆す』です。日販も『文喫』や『箱根本箱』などの新しい取り組みを始めております。これは本の価値を定義し直し、新しい常識をつくるためのチャレンジでもあります。本日のセミナーが皆様の『常識を覆す』取り組みの契機の一つとなれば幸いです」と述べました。
セミナー第1講では、株式会社キングジム 代表取締役社長の宮本 彰氏が「新市場を生み出す経営術」と題し、新市場を開拓するために全く新しい概念の商品を生み出す発想法や、経営術について語りました。
第2講では、地域再生事業家の木下 斉氏が「『凡人』が地域を変える 〜地方は人口減少社会のビジネス最前線〜」と題し、地域再生を経営として捉え、需要を的確に把握し小さな成功を積み重ねる手法で、数々の事業を成功に導いたノウハウを語りました。
第3講では、横浜DeNAランニングクラブ 総監督の瀬古 利彦氏が「心で走る」と題し、五輪代表選考方法を大きく変更することで、長らく停滞していた日本のマラソン界を活性化させたことや、自身の競技人生における勝利のための心構えなどをユーモアたっぷりに語りました。
参加者からは「それぞれの分野の第一人者である講師陣から直接話を聞けて、大いに刺激を受けた」と好評を得て、盛況のうちに終了しました。
日販は今後も取引先の経営支援および人材育成のため、セミナー・研修の開催などに取り組んでまいります。