2020/2 出版流通学院

街には、探している本はだいたい見つけることができ、何気なく本を眺めていても、飽きないほどに多くの本が置いてある大きな書店さんから、並んでいる本や空間までもが個性であふれる魅力的な書店さんまで、たくさんの書店がありますよね。

今回は、書店ではたらいてみたい!と考えている方々に、書店の仕事の中でも、これは知っておいてほしいという業務をご紹介します。

書店の 1日

ここでは、書店での1日の主な業務について、「書店員ハンドブック」(出版流通学院発行)を参考に、抜粋して説明します。

1 解荷や客注品の抜き取り

  ジャンル別に荷物を大別し、雑誌→コミック→書籍の順番(売場に急いで並べる順番)に梱包を解きます。併せて客注品も抜き取ります。

  ※解荷  お店に届けられた荷を開けること。

  ※客注品 お客さんから注文を受けた商品のこと。

2 陳列とメンテナンス

  Book 平積み陳列や面陳列、背差し陳列を組み合わせてお客様にとって探しやすく手に取りやすい売場作りを目指します。

  文具  先入れ先出しの法則のもと、迅速に行います。プライスカードの付け漏れやズレ、ストッカー内の在庫確認にも注意します。

  ※平積み陳列 表紙を上にして積む。表紙が見えることで訴求力が高まり、お客様にアピールできるため、新刊やベストセラー向き。

  ※面陳列   本の表紙を見せることで、棚にメリハリが出て訴求力が高まる。雑誌は準新刊、書籍はメディア化商品、話題商品、フェア商品向き。

  ※背差し陳列 本の背を見せる最も一般的な陳列方法。訴求力が落ちるので、プレートを差すなど工夫が必要。棚差しとも言う。定番商品向き。

  ※先入れ先出しの法則 新しい物を奥に入れ、古い物を前にすること。

3 販促ツールの活用

  POP等を使い、売場を華やかに演出します。

  ※POP 小売店の店内に直接取り付け、販売員に代わってお客様の知りたいこと、情報、サービスを伝える広告のこと。

4 開店作業

  開店前に全員で集まり、必要な情報を共有します。レジの準備や持ち場への移動を行い、明るく元気にお客様をお迎えします。

5 レジでの接客対応

  商品をレジ登録と包装後、代金を頂き、レシート、釣銭、商品をお渡しします。
  また、ポイントカード等の促進や、
各種問合せの対応をします。

6 Book発注

  売行き良好商品、客注商品、フェア商品等を、担当者に確認の上、発注します。

  ※フェア 店頭活性化を狙い、あるテーマのもとに商品コーナーをつくり販売促進を行うこと

7 返品

  返品する商品を抜き取ったら、ダンボールへ箱詰めし返品先の宛名紙を貼付します。

8 閉店作業・清掃

  最後のお客様が退店されたらシャッターを閉め、レジの清算をし、店内の清掃をします。

▶ もっとくわしく「書店員ハンドブック」

いかがですか?

上記の業務内容を知っていることで、よりスムーズに職場環境にも慣れると思います。

また、働く時間帯によって業務は変わってきます。たとえば夕方のシフトだと、「1」の解荷にかかわることは少なくなりますし、朝から夕方までのシフトならば、「7」の返品作業がない場合もあります。

全国の書店さんは、本を売る仕事をしたいみなさんを待っていますよ。では、今日も書店に行ってみましょう。

 

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