2022年度・第33期 出版流通学院 第1回研修を開催しました

日販 マーケティング推進部ストアソリューション課は、7月19日(火)~20日(水)の2日間、第33期 出版流通学院 第1回研修を開催しました。今年度は会場とオンラインの複合型で実施し、全国の書店などから計31名が出席しました。

本講座は、2022年7月から2023年2月までの8か月間(全6回・12日間)にわたり開催します。受講生が自社の直面する経営課題を解決していくリーダーとなれるよう、ディスカッションとアウトプットを主体としたワークアウト形式へとカリキュラムをリニューアルいたしました。経営理念やビジョンを起点に外部・内部の環境分析から自社の課題を明らかにしたうえで、書店経営を持続させるための事業計画を立案し、実践に繋げます。

開講の挨拶に立った学院長の田中 宏樹(日販 執行役員)は、「今日から修了までの間、ご自身が各企業の社長になったつもりで過ごしてみてはいかがでしょうか。ここにいる間だけでなく、お店にいる時、本部で働いている時、さらに職場を離れても、自分は社長なんだ、と思い込む。それが無理でも、この研修の間は少なくとも社長になってみる。社長というのは売上が厳しいですね、で終わることができないお立場です。利益を確保し、会社を存続させ、従業員の雇用を守っていかねばなりません。どういう方針で事業を行なっていくか、生き残るためにどうするか、本だけでいいのか、他の物を売るか、新規事業に進出するか、スポンサーを探すのか、普段の職場を離れているからこそ、そういったことを考える機会として、この学院を活用していただければと思います。」と激励の言葉を送りました。

開講式の様子

その後、第1回研修として「ビジョンを描く」をテーマに、フレームワークや思考法について飯嶋史紘講師(株式会社HRインスティテュート 講師)に講義いただき、グループディスカッションでは、会場でもオンライン上でも活発な討議が行われました。

第1回研修の様子

なお、会場での開催におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、各テーブルの座席の間隔を空けるとともに、パーテーションを設置いたしました。また受講生の皆様にはマスクの着用、入室時の手の除菌、使用備品の除菌へのご協力をお願いいたしました。今後の研修につきましても、最大限の対策を講じたうえで実施してまいります。