2022年度・第33期　出版流通学院が修了しました

日本出版販売株式会社（代表取締役社長：奥村 景二、略称：日販）が運営する出版流通学院（学院長：田中 宏樹 日販執行役員）は、2月17日、第33期出版流通学院修了式を開催しました。新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、全国の書店などから集まった次期経営幹部候補を目指す計31名の受講生が修了を迎えました。同学院の卒業生は累計で1,106名となりました。

　今期のプログラムは、2022年7月の開講から全6回（延べ12日間）の日程で実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止と、講義内容に適した受講形式の観点から、会場での集合開催を基本としつつ、オンライン形式での受講を併用しての講座となりました。

受講生の皆さんは全6回の研修を通じて、自社・自店舗が直面する経営課題を解決していくための「事業計画」を立案しました。立案にあたって、経営理念やビジョンなど会社全体の在り方を起点に外部・内部の環境分析を通じて、事業拡大に必要なフレームとその活用スキルを学び計画のブラッシュアップを繰り返してきました。計画実行に向けた集大成として各自の事業計画を受講者全員の前で発表し、これをもって全課程を修了しました。

　

修了式の挨拶に立った田中学院長（日販 執行役員）は、「皆様の「事業計画」、全て拝聴しました。新しい商材・業態にチャレンジする。あらためて本をしっかり売っていく。など、色々なご提案があり、日販として皆様の事業計画を一緒になって進めさせていただきたいという思いを新たにしました。今期の出版流通学院は、書店様の経営にこれまで以上に寄与していくことを目指しました。所属されている企業様の経営課題を見つけ出し、課題解決に向けた事業計画を立案、実行していく。インプットだけでなく、参加者主体のディスカッションによってアウトプットを磨く。まさにこの2日間がその集大成であり、一定の成果があったと感じていただければ幸いです。」と激励の言葉を述べました。

　田中学院長からの受講生一人ひとりに修了証書を授与の後、最後に、同学院事務局を代表し、藤野 雅史 学院事務局長（日販 マーケティング推進部）が祝辞を述べ、修了式を終えました。

来年度の出版流通学院につきましては、現在開講準備を進めております。

詳細が決定し次第、当ホームページ等で情報を公開します。来年度の出版流通学院にぜひご期待ください。